虫歯の原因と現在の治療の流れ

虫歯の原因と現在の治療の流れ

虫歯とは、お口の中の細菌と、歯垢によって、歯を溶かしていく状態です。単純に虫歯は、それだけでなく下記のようないろいろな要因が複雑にからみあって発生します。近年虫歯の治療は、従来の大きく削ってかぶせる治療、すぐ神経を取る治療から、できるだけ歯を残し削る量を減らし、神経もできるだけ取らない治療への変化してきました。材料や技術の進化とともに、かなりの虫歯でも元どおりの色や形に修復して自然な歯に見えるような治療も可能になってきています。(保険外の治療になる場合もあります。)歯が存在する限り、どんな高度な治療をうけても再度虫歯になる可能性はあります。人によって虫歯になりやすさは大きな差があります。また虫歯になる原因もさまざまです。その人に合った虫歯予防をしていないかぎり、治療しても再度虫歯になり続けてしまいます(根管長測定器)。

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虫歯の原因

1.糖分のとり方の問題

2.だ液の問題

3.お口の清掃状態の問題

4.全身疾患や薬の問題

5.虫歯菌の問題

 

虫歯の予防

上記にある原因を取り除くことが予防になります。食後すぐの、できれば間食後も歯磨きをし、しっかり歯垢:プラークを取り除くことが一番です。詳しくは予防歯科、フッ素については小児歯科の項をごらんください(ハンドピース)。