歯のホワイトニングの安全性とリスク

歯のホワイトニングは、歯医者さんホワイトニングとホームホワイトニングの2種類あります。歯医者さんホワイトニングは専門用語でオフィスホワイトニングと呼ばれる。

★歯のホワイトニングの安全性
ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素食品添加物にも使用され、過酸化尿素は歯茎の治療薬としても使用されています。アメリカのホワイトニング剤はFDA(アメリカの食品医療薬品局)やアメリカの厚生労働省でも認可されているものなので安全です。ホームホワイトニング剤は刺激がすくない過酸化尿素が主流で、22%のものは14日間でゆっくりと歯を白くするため、初心者でも快適にホワイトニングできます。35%のホワイトニング剤は歯科でも使われる高濃度のもので、歯への刺激は多少ありますが、pH5.0以上に調整されたので歯科のものに比べてゲタ違いほど刺激がすくないし、7日間で白くなります。(歯科ユニット)

★歯のホワイトニングのリスク
ホームホワイトニング(ホワイトニング機器)はリスクゼロに近いぐらい安全ですが、歯医者さんホワイトニングはリスクが高い。日本では、歯のホワイトニングが普及してないため、専門知識のある歯医者さんが少ない。すぐ結果を出すために高濃度過酸化水素漂白剤3-4時間の治療時間内に繰り返して何度も歯につけて漂白する歯医者さんもいます。そのため、歯が重度知覚過敏になったり、ボロボロになってしまうこともあります。歯医者さんホワイトニングでは過酸化水素系が主流で、過酸化尿素系の3倍強いため、歯への刺激があります。25%の濃度でも過酸化尿素の75%に相当、治療中の痛みに耐えられなくて途中でやめてしまう人が結構います。「すぐに白くなる」とか、「3年、5年歯は白いまま」とか広告している歯医者さんは危険なので絶対に避けましょう。ホワイトニング専門の歯科では、10%-36%の低濃度~高濃度の過酸化水素系ホワイトニング剤を扱い、過酸化尿素と併用いたり、濃度やpH値調整したりして知覚過敏への配慮をしながら治療するので、リスクはすくない。どこの歯科にするかは、事前に過酸化水素か過酸化尿素か、濃度、漂白回数、通院日数、ミネラル補給剤があるかどうか、白さ維持のタッチアップ剤があるかどうか、など確認してから決めましょう。歯のホワイトニングは性質上長期的なケアが必要です。歯を白くするため最低でも7日間が必要です。4日間に短縮すると、歯への負担(刺激)も倍増になる。