歯ブラシを選ぶ時に重視することTOP3

マイボイスコム株式会社は『歯ブラシ』に関するインターネット調査を2015年4月1日~6日に実施し、11562件の回答を集めた。調査の結果、歯ブラシ使用者は9割強で、選定時の重視点は「毛先の固さ」が最多、「ヘッドの大きさ」「毛先の形状」「価格」が続いた。また、外出時に歯磨き・口腔ケア用アイテムを持ち歩く人は4割、「ガム」「携帯用の歯ブラシ・歯磨きセット」が上位2位となっている。また、外出先で歯磨きをする人は3割弱で、「職場や学校のトイレ・洗面所等」が2割強という結果になった。

◆歯磨きをする回数、歯磨きで使用するアイテム

 歯磨きをする回数は、1日「2回」が半数を占めた。男性のほうが回数は少ない傾向で、「1回」が3割強みられた。女性10代、20代では「2回以下」が8割弱となっている。歯磨きで使用するアイテムは「歯ブラシ」が91.0%、「歯磨き粉」が47.9%となっており、続く「電動歯ブラシ音波・超音波歯ブラシ」は28.0%で増加傾向がみられた。

 以下、「歯間ブラシ」「デンタルフロス・糸ようじ」「マウスウォッシュ」が各2割前後となっている。「歯磨き粉」「デンタルフロス・糸ようじ」は女性のほうが多く、男性を15ポイント以上上回ります。「電動歯ブラシ、音波・超音波歯ブラシ」「歯間ブラシ」「マウスウォッシュ」は、高年代層ほど多い傾向がみられた。

◆歯ブラシの使用銘柄、選定時の重視点

 使用している歯ブラシの銘柄は、「G・U・M」「システマ」「クリニカ」「クリアクリーン」が各1割台で上位にあがっている。選定時の重視点は「毛先の固さ」(64.9%)が最も多く、「ヘッドの大きさ」「毛先の形状」「価格」が各4割弱で続いている。「ヘッドの大きさ」「毛先の形状」は女性が男性を10ポイント以上上回り、特に「ヘッドの大きさ」は女性高年代層で多くなっている。(歯科 口腔内カメラ)

電動歯ブラシの使用銘柄、選定時の重視点

 使用している電動歯ブラシ、音波・超音波歯ブラシの銘柄は、「ドルツ」「ブラウンオーラルB」が各2割弱で上位2位、「G・U・M」「ソニッケアー」が各1割強で続いた。選定時の重視点は「本体価格」「毛先の固さ」が上位2位を占めており、『G・U・M』『システマ音波アシストブラシ』主利用者では「毛先の固さ」、『ドルツ』主利用者では「商品ブランド、メーカー」、『ソニッケアー』主利用者では「歯垢の落ちやすさ」がトップとなっている。

◆外出時に持ち歩く歯磨き・口腔ケアアイテム、外出時に歯磨きをする場所

 外出時に歯磨きや口腔ケア用に持ち歩いているアイテムがある人は4割で、「ガム」「携帯用の歯ブラシ・歯磨きセット」が各1割台で上位2位となっている。外出先で歯磨きをする人は3割弱、女性20~40代では3割強みられた。「職場や学校のトイレ・洗面所等」が21.3%、「デパート、ショッピングセンター等のトイレ等」が3.9%などとなっている。